研究課題/領域番号 |
21K08974
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研究機関 | 和歌山リハビリテーション専門職大学 |
研究代表者 |
田中 優 和歌山リハビリテーション専門職大学, 健康科学部, 教授 (90448770)
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研究分担者 |
内藤 祐介 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (00623498)
西和田 忠 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (20649165)
川口 昌彦 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (60275328)
位田 みつる 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (90623497)
上田 佳世 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (90637042)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | メラトニン / 系統的レビュー / 周術期の医療の質 / 疑似無作為臨床試験 |
研究実績の概要 |
和歌山リハビリテーション大学内 科研費研究会 2021年6から7年に科研費研究テーマ:メラトニン受容体アゴニストの術後回復の質向上と術後認知機能障害予防効果の検証 について発表した。それをきっかけに新設大学の和歌山リハビリテーション専門職大学に倫理審査委員会を設置 構成メンバーを収集することに成功し2022年には新たな科研費獲得と 臨床研究を計画実行に移せた。2021年7月に奈良県立医科大学で文献検索できるようになり、再び文献検索したがメラトニン関連物質と周術期の質をアウトカムにする臨床研究で信頼性の高い無作為試験は少なく系統的レビューの作成はむつかしいと判断された。その意義はメラトニン関連物資と周術期のアウトカムの研究はまだ研究の余地があることがわかったので 今後ともデータを収集することに意味があるとも思われた。その場合臨床データを使用する際の倫理審査が必要となるが和歌山リハビリテーション専門職大学でも倫理審査が行えるようになったので、一歩前進したといえる。メラトニン関連物質が周術期の質の尺度を改善する研究は系統的レビューするのは難しくてもメラトニン関連物質が周術期のアウトカムに及ぼす影響を踏査する系統的レビューは作成可能である。また、無作為化試験の実施は今の段階では難しくても、無作為化試験の計画論文(プロトコル論文)は作成可能であると思われる。和歌山リハビリテーション専門職大学は和歌市内あるので近隣の病院と連絡を取ってメラトニン関連物質が周術期の医療の質尺度に与える影響を調査する研究も進めたい
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
令和3年度に奈良県立医科大学から和歌山リハビリテーション専門職大学に教授として転出し 文献検索や倫理委員会の審査などが困難になったため。また 奈良県立医科大学の医員としての席を確保し文献検索したが系統的レビューを作成するのには文献数が足りなかったため
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今後の研究の推進方策 |
文献検索を継続し系統的レビューを作成していく 周術期データの入手や倫理審査などの打開策を検討していく また研究に関連する系統的レビューを作成し論文や学会発表もしていく
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次年度使用額が生じた理由 |
研究計画には周術期のデータ収集や文献検索があるが倫理委員会のでの倫理審査委員会の作成の遅れ文献検索開始の遅れ、適切な論文の検索数を得ることが出来ないかったことから研究の進捗が遅れ次年度使用額が発生した。
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