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2022 年度 実施状況報告書

心停止蘇生後脳障害に対する水素ナノバブルの治療効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 21K09005
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

池田 浩平  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60792471)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード水素 / ナノバブル水 / 心停止後症候群 / 活性酸素 / 虚血再灌流
研究実績の概要

本研究の目的は、全身虚血再灌流傷害であるマウス心停止蘇生モデルを用いて、水素ナノバブル水がマウスの生命予後と脳神経学的評価においてどの程度効果があるのかを解明し、ガスキャリアとしてのナノバブルの有用性を検証することである。2022年度は蘇生前7日間水素ナノバブル水を飲水させたマウスと水道水のみ飲水させたマウスの2群における蘇生後の4-ヒドロキシノネナール(4-HNE)検出による酸化ストレス、及びFluoro Jade C染色による脳細胞変性を評価するための標本作成をおこなった。現在、両群における定量的評価の検証の段階である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初計画ではマウス心停止蘇生モデルにおける病理学的評価まで完了しているところであるが免疫染色の条件設定に期間を要し、進捗としてはやや遅れている状況である

今後の研究の推進方策

次年度では脳病理学的定量評価と水素ナノバブル水の製造直後、製造後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の4ポイントでの粒度分布解析を行う方針である

次年度使用額が生じた理由

次年度に予定していた免疫染色による脳組織学的評価(予算10万円程度)とマウス購入を今年度に前倒しで行うので追加の費用が必要となったため

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公開日: 2023-12-25  

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