研究課題/領域番号 |
21K09025
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
竹内 一郎 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (90327346)
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研究分担者 |
西井 基継 横浜市立大学, 医学部, 講師 (20383573)
田村 智彦 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (50285144)
小川 史洋 横浜市立大学, 医学部, 助教 (80383610)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ARDS |
研究実績の概要 |
Lipopolysaccharide (LPS)誘発ARDS 動物モデルの作成:これまでに、6-8 週齢(体重20~22g)の雄性C57BL6J マウスを用いて経気道的リポポリサッカライド(LPS)誘発ARDS マウスモデルを作成した。吸入麻酔下で腹側頸部に約5mm の縦皮膚切開を置き、気管露出し、シリンジにてコントロール群は100μl PBS, 実験群はE.coli O111 抗原由来LPS 200μg/100μl PBS を経気道的に注入し、皮膚を閉創し48時間飼育したのちに病理学的に評価した。現在、LPS 誘発ARDS モデルを用いてIRF5 の病態的意義を検討している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
前述の通り、動物実験が順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、ヒトARDS 検体におけるIRF5 活性が予後不良群で亢進することを明らかとするため、ヒトにおいても動物モデルと同様にIRF5 が治療標的になりうることを検討する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
動物モデルの検証が進捗したが、フェノタイプ解析が進行中のため、次年度使用額が生じた。
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