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2022 年度 実施状況報告書

2光子イメージングによる悪性脳腫瘍幹細胞ニッチ可視化及び腫瘍増殖過程の経時的解析

研究課題

研究課題/領域番号 21K09105
研究機関横浜市立大学

研究代表者

大竹 誠  横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (70644607)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード2光子イメージング / 交流磁場 / 悪性脳腫瘍
研究実績の概要

2021年度は2光子イメージング機器の設置とマウス手術を合併症なく安定に作成する技術の構築に費やした。2022年度はマウスの手術において、安定したイメージングWindowの作成とモデル作成の再現性を重視して実験を行った。イメージングWindowについては、硬膜肥厚をごく軽度にとどめて1か月間安定したWindowを維持できることを確認できた。その上で、正常脳細胞に関するイメージングを開始し、前頭葉の神経細胞活動の追跡に成功した。現在は治療前後での変化をイメージングするために、腫瘍マウスモデルの作成を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

もともとin vitroに用いていたイメージング機器をin vivoに応用しているため、イメージング時に一部の機器の互換性がないことが判明して再購入が必要になった。また、コロナ禍により海外からの物品購入の遅れが数か月単位で生じてしまい実験の遅れにつながった。また、年末に動物実験室にて感染の蔓延があり、作成したマウスを全てsacrificeする必要が出てしまい、実験の進行に支障がでた。

今後の研究の推進方策

やや遅れてはいるものの、イメージングには成功したため、目的としている治療前後での神経細胞活動の確認を2023年度前半で進めていきたいと考えている。

次年度使用額が生じた理由

動物実験がやや遅れて進行したことに伴い、実験に必要なマウス費用と抗体試薬等の購入費が次年度に繰り越されたため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 2光子イメージングによる随意運動開始における脳内神経伝達の解明2022

    • 著者名/発表者名
      大竹 誠
    • 学会等名
      第18回日本脳神経外科光線力学学会

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公開日: 2023-12-25  

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