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2023 年度 実施状況報告書

踵部痛の病態に関する研究 ‐踵部脂肪体の形態および力学的特性の変化について

研究課題

研究課題/領域番号 21K09215
研究機関早稲田大学

研究代表者

熊井 司  早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (40382288)

研究分担者 前道 俊宏  早稲田大学, スポーツ科学学術院, 助教 (80962323)
奥貫 拓実  立命館大学, 総合科学技術研究機構, 特別研究員(PD) (70962330)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード踵部脂肪体 / 荷重 / 超音波画像診断装置 / 体外衝撃波
研究実績の概要

踵部脂肪体の荷重形態変化測定に向けた評価器具の開発:我々が開発した荷重装置を用いて①加齢、②スポーツ競技、③踵部痛の有無、3点に焦点を当て、踵部脂肪体の荷重による形態変化を測定した。現在これらの測定で得られた結果を解析し、国際誌に一部投稿した。また、一部は投稿に向け現在執筆を継続して進めている。
踵部脂肪体の力学的特性(弾性)評価:荷重による形態変化測定同様、弾性に関しても3点に焦点をあて測定を行った。こちらも同様に、得られた結果を解析し、投稿に向け現在執筆を継続して進めている。
踵部痛治癒過程における踵部脂肪体の形態的・力学的特性変化:現在も、踵部痛患者に対する衝撃波治療による効果検証を継続している。対象者数が現在も不足しているため、引き続き病院等への対象者協力の呼びかけを行なっている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2023年(令和5年度)は、2022年同様、踵部脂肪体の荷重に伴う形態特性(厚さ)変化及び弾性変化を中心に、測定を行った。加齢変化やスポーツ競技別など、様々な視点から、測定を進めた。本研究を通して得られた結果は、昨年同様、学会及び、講演会などで発表し、継続して研究成果を報告している。

今後の研究の推進方策

加齢変化、及びスポーツ種目別に踵部脂肪体の形態的・力学的特性の調査を進めた結果について、国際誌への投稿を行った。継続して多角的な視点から、踵部脂肪体の形態的・力学的特性の調査を進めていく。また、踵部痛患者に対する体外衝撃波の照射効果に関する調査は現在も対象者数が中々集まりにくい為、病院でのリクルートを継続して行っている。

次年度使用額が生じた理由

昨年実施出来なかった病院での踵部痛患者の測定を、繰越費用を用いて、実施する方向で現在準備を進めている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 図書 (1件)

  • [図書] <スポーツ障害>筋損傷のエコー活用術2023

    • 著者名/発表者名
      和田誠、熊井司
    • 総ページ数
      352
    • 出版者
      日本医事新報社
    • ISBN
      9784784973569

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公開日: 2024-12-25  

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