研究課題
ウサギの膝関節にリポポリサッカライドを3回注射し、滑膜炎を惹起させるモデルを作製した。作製した抗ウサギポドプラニン抗体を使用し、炎症を起こした膝滑膜にポドプラニンが発現していることを確認した。また、炎症がおさまるにつれてポドプラニンの発現が減少した。炎症の強さとポドプラニン発現には関連があると考えられた。この結果の一部を23rd Asia-Pacific League of Associations for Rheumatology Congressにて発表した。
3: やや遅れている
新型コロナウィルスや、動物実験施設の建て替えなどもあり、進捗がややおくれている。
ウサギの滑膜炎にポドプラニンが発現していることが確認できたので、次に膝に抗ポドプラニン抗体を投与し、炎症がおさまるかを確認する予定である。
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