研究課題
ウサギの膝関節にリポポリサッカライドを複数回注射し、滑膜炎を惹起させるモデルを作製した。作製した抗ウサギポドプラニン抗体を使用し、炎症を起こした膝 滑膜にポドプラニンが発現していることを確認した。また、炎症がおさまるにつれてポドプラニンの発現が減少したことから、炎症の強さとポドプラニン発現には関連があると考えられた。この結果の一部を23rd Asia-Pacific League of Associations for Rheumatology Congressにて発表した。
4: 遅れている
新型コロナウィルスによる試薬の入荷遅れや、動物実験施設の建て替えなどがあり、進捗がややおくれている。
滑膜炎を誘発したウサギの膝関節に抗ポドプラニン抗体を投与し、炎症が鎮静化するかを確認する。