研究課題/領域番号 |
21K09369
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
田崎 正行 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (40571906)
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研究分担者 |
齋藤 和英 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (20262438)
舘野 浩章 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究グループ長 (30450670)
牛木 隆志 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (80579152)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ABO不適合腎移植 |
研究実績の概要 |
腎血管内皮細胞特異的ABO抗原に対する抗A、抗B抗体の抗体価測定法を以前開発した(CD31-ABOアレイ)。その新規測定法の臨床応用を目指した研究を行っている。多施設共同研究であり、より多くの患者で新規測定法と従来法とを比較する予定である。ABO血液型不適合腎移植を受ける末期腎不全患者の本研究参加者のリクルートを当院を含め、計16施設より行った。2023年3月時点で、計114検体の収集が完了した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍であり、各施設で腎移植の中止が相次ぎ、症例のリクルートが遅れたため。
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今後の研究の推進方策 |
検体の収集は終了し、次年度は従来法による抗体価測定を当院輸血部で行い、新規測定法による解析を産総研で行う予定である。それらの結果を当院で収集し、最終的な結果を出す予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍による実験の遅延(臨床検体収集不足)により、研究が遅延しているため。 本年度は、遅延している新規測定法による解析を行うため、これらの研究費を使用する。
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