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2023 年度 研究成果報告書

エストロゲン伝達経路を標的とした子宮体癌新規診断・治療・予防アプローチの提唱

研究課題

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研究課題/領域番号 21K09523
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

森 泰輔  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00569824)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード子宮体癌
研究成果の概要

① エストロゲン関連受容体が子宮体癌におけるエストロゲン応答や薬剤感受性に及ぼす影響、② エストロゲン関連受容体とがんの代謝異常との関連性、について明らかにする。
①について、ERRとエストロゲン受容体(ER)の発現レベルについて明らかな相関関係は認めなかった。またERRがエストロゲン生合成酵素発現を誘導することからエストロゲンシグナル伝達に関する作用が示唆される。②について、エストロゲン関連受容体とがんの代謝異常との関連性をメタボローム解析を実施した。化学療法抵抗性因子としてXを得た。Xは子宮体癌細胞で過剰発現し予後と関連する。低栄養環境においてプラチナ感受性に関連することも明らかにした。

自由記述の分野

婦人科腫瘍学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで研究者らは、エストロゲン関連受容体が子宮体癌進展メカニズムに重要な因子であることを示してきた。本研究では、ERRがエストロゲン応答性に及ぼす影響を検証することで、エストロゲン伝達経路をターゲットとした治療戦略の分子基盤を確立させた。治療抵抗性因子を同定しえたため、この系についての検証を進めている。

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公開日: 2025-01-30  

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