• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

妊娠中期の頸管長短縮メカニズムの解明と超早産児低減への臨床応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21K09535
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関富山大学

研究代表者

米田 哲  富山大学, 学術研究部医学系, 准教授 (30345590)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードウレアプラズマ/マイコプラズマ / 子宮頚管長短縮 / 子宮頚管無力症 / 重複感染 / 子宮内炎症 / 子宮内感染 / 子宮頚管炎 / 超早産
研究成果の概要

無症状妊婦の子宮頚管長短縮例における高度子宮頚管炎(子宮頚管粘液中IL-8値>803.5 ng/mL)は、自然早産を引き起こす独立した有意なリスク因子であること、ウレアプラズマ/マイコプラズマと細菌の重複感染は、切迫早産のみならず子宮頚管無力症の症例においても、病態に寄与していることが判明した。
正常妊婦の頸管粘液中ウレアプラズマ/マイコプラズマ陽性率は約19%であった。Covid-19の影響で頸管粘液採取を中止していた時期があり、腟内の乳酸菌の存在および子宮頚管粘液中IL-8値との相関については検討できていないが、今後、検討予定である。

自由記述の分野

自然早産

研究成果の学術的意義や社会的意義

高度の炎症を惹起するウレアプラズマ/マイコプラズマと細菌の重複感染は、超早産に強く関連している可能性がある。こららの菌は、腟内細菌が主体であると考えられるため、どの時期に、どのような方法で、高度炎症を抑制できるのか明らかにされれば、超早産を予防できる戦略が考案できる。実際に超早産予防策が確立した場合、その社会的意義は極めて大きいものと思われる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi