研究課題/領域番号 |
21K09544
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
井上 水絵 福島県立医科大学, 看護学部, 講師 (20582571)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 婦人科がん |
研究実績の概要 |
フィールドのCOVID-19感染状況は調査地域で落ち着かない状況が続いた。調査施設においては病棟閉鎖となる事もあり研究調査ができない状況が続いた。よって、施設側と再調整し、以下決定した。 研究フィールドの変更について。当初は調査対象者に対する介入は入院中より実施する予定だった。しかし、調査フィールドにおいてCOVID-19感染が落ち着かず、立ち入りが制限され研究を行うことが困難となった。よって、研究フィールドを再検討し、当初予定していた場所(病棟→外来)で実施することとなった。本研究は健康教育効果検討する目的だが、フィールド変更にあたり、研究目的、介入教育内容、調査対象者への不利益、について十分に留意した内容になっている。そのため、研究計画書を再修正し、倫理委員会に申請をした。 研究フィールドの変更、倫理申請があり、研究スケジュールは遅れているが、2023年5月より感染法上の分類が5類に変更されることにより、感染に関する行動制限等は緩和され、研究実施によりスムーズになると考えられる。 調査内容は、プライマリアウトカムは、更年期指数で、セカンダリアウトカムは、脂質代謝異常:トリグリセライド、LDLコレステロール、HDLコレステロール、肩こり(筋硬度計)、肌の状態(モイスチャーチェッカー)、身体測定:腹囲、BMI、血圧、体脂肪率、精神・心理症状(不安、抑うつ)、HADS(Hospital Anxiety and Depression Scale)、生活習慣:生活習慣チェックリスト(食事、喫煙、飲酒、休養・ストレス、睡眠)、活動量(活動量計:スマートブレス)、QOL:FACT-G (FunctionalAssessment of Cancer-general:がん特異的尺度)である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
フィールドのCOVID-19感染状況は調査地域で落ち着かない状況が継続した。当初予定していた調査施設において立ち入りができない事もあり研究調査ができない状況もあった。この状況において研究フィールドを変更することが検討された。施設側と再調整し、研究フィールドを変更を行ったため。
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今後の研究の推進方策 |
2023年5月より感染法上の分類が5類に変更されることにより、感染に関する行動制限は緩和され、研究実施によりスムーズになると考えられる。しかし、研究フィールドの変更に伴う、再調整により計画スケジュールは遅れている。研究目的、実施を計画に基づいて実施するためには、研究スケジュールを延長し実施する必要がある。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ感染の影響により研究フィールドの立ち入りが制限され調査が困難となった。よって新たな研究フィールドの開拓を行った。新たな研究フィールドに対し、研究説明等行ったゆえに、研究スケジュール・予算執行は変更された。
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