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2023 年度 実績報告書

PET/MRIとnCounterを用いた舌癌のRadiogenomics解析

研究課題

研究課題/領域番号 21K09579
研究機関福井大学

研究代表者

菅野 真史  福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 助教 (90444215)

研究分担者 辻川 哲也  福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (30380033)
今村 好章  福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 准教授 (40223341)
成田 憲彦  福井大学, 学術研究院医学系部門, 客員教授 (80345678)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードnCounter / PET/MRI / radiogenomics / 舌癌 / 口腔癌
研究実績の概要

48症例の患者選定が終了し舌癌組織標本(FFPEブロック)からRNeasy FFPE Kit(Qiagen)を用いてRNA抽出が終了した。また、筑波大学でのnCounter解析による遺伝子発現解析が完了した。遺伝子発現解析に関してはエラーなく48症例前例完了できた。
造影CT、造影MRI、PET/MRI、PET/CT検査の読影および画像データの抽出を行った。PET/MRIの画像情報として、腫瘍最大径、DOI、腫瘍形態、SUV、エナジー、コントラスト、エントロピー、ヒートマップ、インテンシティー、腫瘍辺縁部の明瞭度・不明瞭度、Normalized Mutual Informationアルゴリズムを用いた線形変換による比較、腫瘍形態の3次元化など20項目以上の特徴量を抽出を試みた。しかし、早期舌癌では腫瘍体積が小さいなどの理由からデータが不足となる数値が多く解析不十分となることが判明した。
病理医専門医(今村)が、組織標本における組織診断ならびにT分類、DOI、浸潤様式、脈管及び神経周囲浸潤の診断を行った。 組織標本におけるデータにも不足値が存在することが判明した。
データの解析と論文化していくうえで、臨床情報は不足なく得られているが、画像情報及び組織情報はより早期のものほど不足することが判明した。nCounter用の資材はあらかじめ予備で12例分購入しており、現在追加で進行舌癌12例をリクルートし解析を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 舌癌のT病期診断における PET-MRIと造影MRIの精度比較2023

    • 著者名/発表者名
      菅野真史
    • 学会等名
      日本頭頸部癌学会

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公開日: 2024-12-25  

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