研究課題/領域番号 |
21K09760
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
飯田 拓也 獨協医科大学, 医学部, 教授 (00398603)
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研究分担者 |
金山 幸司 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (40612601)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 人工皮弁 |
研究実績の概要 |
前年度に引き続いて実験を行った。 前年までに,CT,MRIの画像データをもとに生体吸収性素材Polycaprolactone(Facilan; PCL 100 Filament、3D4Makers、Netherlands)を当科の3Dプリンター(Bellulo、システムクリエイト社)で出力することで3次元モデルを作成した。しかし小耳症患者は通常成長期にある小児であるため、CTでは被曝リスク、MRIも長時間の安静が必要で患児によっては鎮静が必要である等の問題があった。そこで当科に新規導入した3D画像撮影解析装置VECTRA(Canfield Scientific、USA)を用いて3次元データを作成した。この3次元カメラを用いて耳介を複数方向から撮影し、画像の重ね合わせやノイズの除去などを行ってデータを調整し、これをもとに生体吸収性素材を用いた3次元耳介モデルを出力できた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究を3次元モデルを中心に行っていたため、灌流モデルの作成までは至っていない。
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今後の研究の推進方策 |
今後は実験動物を用いて3次元モデルを皮弁化した灌流モデルを作っていきたいと考える。また3次元カメラを用いることで耳介以外の体表構造(外鼻、眼瞼、乳房など)も作成したいと考えている。
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次年度使用額が生じた理由 |
実験の遂行にやや遅れが見られ、動物実験や成果発表など次年度使用が生じたため。
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