研究課題/領域番号 |
21K10018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
西川 悟郎 岡山大学, 歯学部, 博士研究員 (00172635)
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研究分担者 |
長岡 紀幸 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (70304326)
丸尾 幸憲 岡山大学, 大学病院, 講師 (60314697)
吉原 久美子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (90631581)
入江 正郎 岡山大学, 歯学部, 博士研究員 (90105594)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | シランカップリング剤 / ハイブリッドレジン / 蛍光タンパク |
研究成果の概要 |
申請者らは,ハイブリッドレジン上のカップリングモノマーの結合様態をカップリングモノマーに蛍光タンパクを標識させ,蛍光顕微鏡で観察する方法を利用して可視化する方法を考案した.これらの成果を基に,試料表面に蛍光タンパクのラベリングを行い,SEM,XPS解析と共焦点レーザー顕微鏡観察などの種々の観察方法への対応を可能とした試料を得るための試作を行った.試作した薄膜化試料を用いて TEM, STEM, EDS解析像を行い,蛍光タンパクのラベリング領域とこれらの画像のマッピングを試みた.その結果から蛍光タンパクの結合した領域の材料特有の表面に対する分布様態を検討する可能性を示唆することができた.
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自由記述の分野 |
歯科補綴学分野
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々なフィラーを含むハイブリッドレジン表面に対するシランカップリング剤の結合の様態を,結合させた蛍光タンパクを観察することによりその領域の大きさや強さを視覚的に捉え計測することにより,シランカップリング剤の効果向上技術の開発に寄与するものとなる.
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