研究課題/領域番号 |
21K10209
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57080:社会系歯学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
横井 彩 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (00612649)
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研究分担者 |
丸山 貴之 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (30580253)
江國 大輔 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (70346443)
森田 学 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 特命教授 (40157904)
山中 玲子 岡山大学, 大学病院, 助教 (00379760)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 頭頚部がん / 口腔機能 / Quality of life / 復職 |
研究成果の概要 |
医療技術の進歩にともない、がん全体の5年相対生存率は60%まで改善している。そのため、がん治療後に仕事を再開(復職)する「がん治療経験者(がんサバイバー)」も増加している。がんサバイバーが復職することは、経済的にも、またがん治療によって低下したQOLの改善にも良い影響を与える。 今回の研究で、痛みや飲み込みに関するQOLが高いことと、がん治療後の復職に関係がみられた。口腔機能を高めることで、がんサバイバーの復職支援が可能となる可能性がしめされた。
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自由記述の分野 |
予防歯科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究で、痛みや飲み込みに関するQOLが高いことと、がん治療後の復職に関係がみられた。口腔機能を高めることで、がんサバイバーの復職支援が可能となる可能性がしめされた。 日本人の平均寿命は延伸しており、それにともないがんサバイバーも増加することが考えられる。がんサバイバーが復職することは、経済的にも、またがん治療によって低下したQOLの改善にも良い影響を与えるだけでなく、日本経済にも良い影響を与える。増加するがんサバイバーに関する新たな知見がえられた。
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