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2023 年度 研究成果報告書

歯周病菌感染は脳卒中の発症および予後予測因子となりうるか?

研究課題

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研究課題/領域番号 21K10210
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分57080:社会系歯学関連
研究機関広島大学

研究代表者

青木 志郎  広島大学, 病院(医), 講師 (10457236)

研究分担者 祢津 智久  広島大学, 病院(医), 講師 (10457260)
西 裕美  広島大学, 病院(歯), 助教 (70403558)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード歯周病菌 / 脳卒中
研究成果の概要

歯周病菌感染と脳卒中の発症や予後との関連を明らかにするための研究を行った。急性期脳卒中患者において血清歯周病菌抗体価を測定した結果、P.gingivalisに対する抗体価が高値であるほど心房細動の罹患率が高いことが明らかとなった。また、急性期脳卒中患者の舌苔に存在する歯周病菌量をreal-time PCR法で測定した結果、F.nucleatumの菌量が多いことが脳深部の白質病変および発症3ヶ月後の予後に独立して強く関連することも明らかにした。

自由記述の分野

脳卒中

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により、歯周病菌感染が脳卒中の発症や予後に強く関連していることが明らかとなった。特に、F.nucleatum菌の感染が脳梗塞の発症および転帰に強く影響している可能性が示された。本研究により、特異的細菌や口腔環境を標的とした脳卒中発症予防の発展および予後改善に向けた取り組みへの応用が期待できる。

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公開日: 2025-01-30  

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