研究課題/領域番号 |
21K10248
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研究機関 | 国立保健医療科学院 |
研究代表者 |
福田 英輝 国立保健医療科学院, その他部局等, 統括研究官 (70294064)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 中小事業所 / 歯科保健活動 / 健康経営 / 協会けんぽ / 特定健康診査 |
研究実績の概要 |
令和4年度は、2つの調査を実施し、以下の結果を得た。 1)中小事業所に勤務する歯科健診事業:令和3年度に実施した事業所調査のうち継続調査の依頼が可能であると回答した50事業所を対象として、無料歯科健診の案内を行った。その結果、7事業所17名の希望があった。埼玉県歯科医師会との協力のもと歯科診療所において7名の歯科健診の受診があり、うち6名が要治療と評価された。 2)協会けんぽ埼玉支部加入者における特定健診結果の分析準備:協会けんぽ埼玉支部から提供された特定健康診査データ(2020年度分)に関する分析準備を行った。具体的には、倫理審査委員会の審査を経て、分析用PCとブースの確保を行った。令和4年度末には、データ分析をするための環境は整備され、約35万人のデータベースを作成した。令和5年度に分析を予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画で予定していた調査は、特定健康診査の分析を除いて、すべて終了している。また特定健康診査の分析に係る環境は整備済であり、令和5年度当初からの分析を予定している。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度は、令和3及び4年度に実施した調査結果の詳細な分析及び論文化を予定している。あわせて協会けんぽ埼玉支部から提供いただいた特定健康診査(2020年度)にかかる分析を予定している。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初予定していた旅費(学会参加、および研究打合せ等)については、コロナ感染症の全国的拡大により、使用できなかったため。また中小企業の健康事業担当者及び従事者へのオンライン調査については、業者委託としたため、人件費・謝金の支払いが不要となったため。
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