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2023 年度 研究成果報告書

基礎や臨床研究で得られた臨床上での有用性はリアルワールドデータで検証できるのか

研究課題

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研究課題/領域番号 21K10290
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関京都薬科大学

研究代表者

村木 優一  京都薬科大学, 薬学部, 教授 (50571452)

研究分担者 豕瀬 諒  京都薬科大学, 薬学部, 助教 (10868152)
細木 誠之  京都薬科大学, 薬学部, 准教授 (30433254)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードリアルワールドデータ / 保険請求情報
研究成果の概要

本研究では「基礎や臨床の研究から導き出される実際の患者さんへの有用性」を評価するため、日常診療から集積される医療リアルワールドデータ(RWD)を用いて検証することを目的とした。基礎研究で得られた結果に基づく患者への影響をRWDを用いて検証できた。また、臨床研究で対象とされない患者を含むRWDを用いて同様に臨床研究での課題を検証できた。本結果は、RWDの新たな活用法の1つとして国民へ還元できるものと考える。

自由記述の分野

臨床疫学、薬剤疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

基礎研究から導き出される臨床的有用性の仮説検証はこれまで困難であった。さらに、臨床研究では一部の患者が除外されるため、全ての患者を含めた有用性を評価する課題があった。本研究では、日常診療から得られる医療リアルワールドデータを用いた研究がこれらの課題を解決する手段の1つとなり得ることを示した。これらの結果は、基礎研究で得られた臨床応用に対する仮説の検証や少子高齢化社会における複数の合併症を持つ患者を含む幅広い患者に対する治療の適用性を高めることができるため、学術的なみならず社会的にも大きな意義があると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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