研究課題/領域番号 |
21K10301
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中村 京太 大阪大学, 医学部附属病院, 特任教授(常勤) (00287731)
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研究分担者 |
中島 和江 大阪大学, 医学部附属病院, 招へい教授 (00324781)
佐藤 仁 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 講師 (70453040)
安部 猛 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 助教 (80621375)
土屋 慶子 横浜市立大学, 国際教養学部(教養学系), 准教授 (20631823)
岡田 浩 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (10533838)
鈴木 渉太 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (00830770)
西井 鉄平 横浜市立大学, 医学部, 講師 (90596397)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Rapid Response System / 医療安全 / ネットワーク |
研究実績の概要 |
令和3年度は、研究フィールドとなる横浜市立大学附属市民総合医療センターのRapid Response Team(以下、RRT)メンバーに研究概要を説明のうえ、研究倫理委員会に研究計画書を提出し審査を依頼した。しかし横浜市立大学の研究倫理審査に時間を要し、かつ修正を依頼されたため、現在再提出のうえ審査結果を待っている状況にある。 横浜市立大学附属市民総合医療センターのRRTは、すでに稼働している医療安全上のシステムであるため、研究倫理審査が認められるまでの間も、RRT活動記録やコードブルー症例の記録、ならびにRRSの症例検討記録など、基礎データとなる症例実績は収集を継続している。 研究施設外での情報収集活動としては、11月の救急医学会学術集会ならびに3月の集中治療医学会学術集会に参加し、RRSのセッションに参加し、情報収集とupdateを行った。 また、2月には医療の質・安全学会主催のRRS研修会で講演した。参加者とのグループワークでは、RRSが”どのように”うまくいっているか?という本研究の鍵となるレジリエンス・エンジニアリング(Safety-II)のアプローチで考察することにより、各施設のRRSの役割と実績、可能性について議論を行った。 なお、研究代表者の主たる勤務先が令和4年4月1日から横浜市立大学附属市民総合医療センターへ異動することを踏まえ、臨床倫理審査部門と相談のうえ、横浜市立大学のみでの研究倫理審査で進めるように予定を変更することで調整している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
横浜市立大学での研究倫理審査に時間を要している。一度研究計画書の修正を求められたため修正のうえで提出したが、再審査に時間を要しており、結果を待っている段階にある。
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今後の研究の推進方策 |
研究倫理審査が終了次第、データの収集を開始する予定である。 ・臨床実績(コードブルー事例、RRT活動事例)、ならびに院内死亡事例についてはデータが集積されているので、研究で必要なデータの抽出と解析を開始する。 ・RRTのコミュニケーションデータの収集に向けて、ICレコーダーならびにウェアラブルカメラの具体的な使用方法について検討する。分析に資するデータ収集方法を確立のうえ、実際のデータ収集を開始する。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究倫理申請に時間を要していること、研究代表者の異動が生じたことが主な理由となる。 倫理申請が終了次第、研究費執行が可能な体制を整えている。
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