研究課題/領域番号 |
21K10331
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
木下 琢也 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 特任研究員 (00882440)
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研究分担者 |
松本 武浩 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (20372237)
田浦 直太 長崎大学, 病院(医学系), 准教授 (40380860)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | オンライン診療 / 電話診療 / リアルワールドデータ / ビッグデータ |
研究実績の概要 |
健保組合に加入している65歳未満の生活習慣病患者におけるオンライン診療または電話診療を継続した集団とそうでなかった集団を比較することで継続する人の特徴、その後の検診時の検査値等のアウトカムへの関連を明らかにする研究を実施してきた。体重管理などは特に対面の方がコントロールしやすいと言われてきたが、オンライン診療を継続する群とそうでない群と比較した場合の体重の変化に与える影響を明らかにすることを目的とした。全国規模のリアルワールドデータとして多くの研究が報告されているJMDCのビッグデータを用いた解析を実施し、各患者の検診記録と照らし合わせて、それぞれの集団においてどのような体重変化を辿ったかを調査する後ろ向きコホート研究を実施した。継続の定義としては、新型コロナウイルス流行前に診断されかつ治療を1年以上継続中の患者を対象にオンライン診療または電話診療および対面診療を6カ月併用(オンライン診療を最低でも2回)した患者とオンライン診療は一回のみでそれ以外は対面診療のみの患者を比較した。対象期間中に新型コロナウイルスにて治療していた患者は除外した。アウトカムとしては流行前の検診記録をベースラインとし、基準日より一年後の検診記録を比較した。体重に影響を与える可能性を限りなく排除するために、傾向スコアによって関連因子を調整し、各群の背景を揃えて解析した。結果のまとめは次年度中に発表予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
育休を半年取得したため、研究実施が困難であった。
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今後の研究の推進方策 |
複数の研究テーマおよび結果を英文化し、論文発表する。
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次年度使用額が生じた理由 |
育休取得により研究の遂行および支出が困難であったため。次年度は学会出張および論文投稿費用などにて使用する予定である。
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