研究成果の概要 |
薬局における栄養相談の実施は、低栄養と生活習慣病のどちらにおいても、介入が必要な患者の抽出、アセスメント、介入という流れに基づいていることが明らかとなった。薬局での栄養相談における薬剤師の役割としてスクリーニングが大きな役割の一つであることが示唆された。 薬局薬剤師の栄養支援項目を考案し、因子分析した結果、1因子12項目が抽出された。栄養相談の経験(5項目,5段階)および自信(5項目, 6段階)とのSpearmanの順位相関係数(ρ)はそれぞれ0.304, 0.650であり、栄養支援実効性尺度は12項目(Cronbach's α 0.930)となった。
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