研究成果の概要 |
本研究では、日本産科婦人科学会が運営する生殖補助医療データベース及び周産期登録データベースに2014年から2018年までに登録されている症例を対象にした。(それぞれ259,727周期(出生ありに限る)、1,181,881分娩数)そして、両方のデータベースで共通の内容で登録されている項目を活用して、それぞれの症例を結合させた。その結果、我々は66,064症例(人)を結合することができた。今後は、周産期登録データのうち、不妊治療歴がなしと回答した症例をコントロール群として、生殖補助医療の各治療法がコントロール群と比較をして、分娩や新生児の異常との関連についての疫学的解析を行うこととしている。
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