研究課題/領域番号 |
21K10479
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
小風 暁 昭和大学, 医学部, 教授 (70271583)
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研究分担者 |
吉本 隆彦 昭和大学, 医学部, 講師 (20747365)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | コーヒー飲用 / プレゼンティーズム / テレワーカー / 職域コホート |
研究実績の概要 |
プレゼンティーズムは産業保健上のみならず健康経営の観点からも喫緊の課題となっている。近年、コーヒー飲用がさまざまな疾患リスクの低減、健康アウトカムの改善をもたらすことが報告されており、コーヒー飲用によってプレゼンティーズムが改善できるか否かについて検討したいと考えた。 そこで我々は、ウイズコロナ・ポストコロナ時代における働き方も考慮して、テレワーカーを対象に横断調査および縦断調査を実施することとした。 「テレワーカーのプレゼンティーズムへのコーヒー飲用の影響に関する職域コホート」を研究テーマとして、研究計画書を昭和大学「医学研究科 人を対象とする研究等に関する倫理委員会」に申請し、承認を受けた。 研究計画に従って、質問票の作成と質問票調査の対象者の選定を行った。質問票調査については紙媒体での実施を予定していたが、オンラインでの実施に変更した。また、テレワーカーのみを対象することが難しかったため、テレワーカー以外にも対象を広げた。 8事業所に御協力いただき、令和4年3月に月末までを回答期限としてオンラインによる質問票調査を実施した。回収状況がよくないため、回答期限を令和4年4月中まで延長した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
質問票調査の終了が一月ほど遅れているが、調査をオンラインで実施したため、データ入力の作業の行程を省略することが可能となった。令和4年度中には計画通りの進行になると予想される。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年4月末で質問票への回答期限を終了し、ベースラインデータの解析を行い、学会発表および論文化を進める。また、8事業所を対象として令和5年3月~4月に2回目の質問票による縦断調査を実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
紙媒体で予定していた質問票調査をオンライン調査としたため、業者への支払いが令和4年度に実行されることになったため。
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