本研究は、日本や世界が今後益々健康上の重大・困難な問題として抱えていく「with/afterコロナ時代の地域と健康のあり方」という課題に対して、より効果的、より本質的な答えを提言するべく、地域社会参加型研究を用いて地域主体にオンラインのつながりを醸成する介入方法を考案することで、効果的な手法が開発できた点と、従来の量的・質的研究のみでは明らかにすることが難しいと予想される、「with/afterコロナ時代の地域と健康のあり方」という課題の解明すべき複雑な経路を、Mixed Methods Approachの手法により解きほぐした点において、他の追随を許さない独創的・創造的な特色があると考える。
|