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2021 年度 実施状況報告書

看護学生の情報倫理統合力の修得を目的とした学習支援ポータルサイトと演習教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K10551
研究機関大分県立看護科学大学

研究代表者

品川 佳満  大分県立看護科学大学, 看護学部, 准教授 (30347702)

研究分担者 伊東 朋子  大分県立看護科学大学, 看護学部, 非常勤講師 (30305841)
橋本 勇人  川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50341144)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード情報倫理 / 看護学生 / 学習支援 / ポータルサイト
研究実績の概要

本研究は,看護学生が情報倫理の統合力を修得するために必要な,①高校までの情報モラル教育の振り返り,②大学で実施される情報倫理に関連する科目間の関係性,③現場で起きている情報倫理の欠如に起因する事故や問題,をオンライン上で効果的に学べる学習支援ポータルサイトを構築することである.研究初年度である2021年度については,サイトの基本設計を行い,設計を実現するためのCMSの選定・導入作業および初期設定までを行った.
ポータルサイトは,予算・セキュリティ・運用管理の観点から,サーバを独自に準備し,システムを導入・構築することは,困難であったことから,既存のクラウドサービスであるGoogle Workspaceをベースとしたもので仕様を確定した.仕様に基づき,Google Workspaceの導入・初期設定作業を行い,サイト構築の準備を行った.
2021年度は,サイトの基本設計・導入に加えて,①の高校までに学んだ情報モラルについて,振り返るための教育内容の精査を行う予定であったが,COVID-19の影響で共同研究者との打ち合わせ時間がほとんどとれなかったことから,③の現場で起きている情報倫理に関する事故や問題について,漏えい事故のデータベース化のための準備を先行して行った.Google Workspaceに組み込み可能なデータベース機能を選定し,漏えい事故データベースの設計を行った.
今後,取得した独自ドメインで,準備ができたページから順次公開をしていく予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID-19の影響により,大学内の業務が大幅に増加及び煩雑化し,研究分担者(川崎医療福祉大学:岡山県倉敷市)との作業が予定通りできなかったため.

今後の研究の推進方策

Google Workspaceで構築したポータルサイトについて,準備ができたページから順次公開をしていく.また,個人情報漏えい事故の情報を収集し,データベース化したうえで,公開をしていく.

次年度使用額が生じた理由

COVID-19の影響で,共同研究者との打合せが実施できなかったことと,ポータルサイトの構築について予算の関係上,計画当初とは異なる環境をベースとしたため,未使用額が生じた.実施できなかった研究分担者との打合せ,およびポータルサイトへの機能組み込みのための経費とする予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 看護系大学における情報倫理に関係する教育の現状 シラバスの分析をもとに2021

    • 著者名/発表者名
      品川 佳満,橋本 勇人
    • 学会等名
      日本医療情報学会看護学術大会

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公開日: 2022-12-28  

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