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2023 年度 実績報告書

根拠のある看護(EBN)のための情報リテラシー能力体系表の開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K10573
研究機関千葉県立保健医療大学

研究代表者

山本 千代  千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 助教 (90834672)

研究分担者 野崎 真奈美  順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (70276658)
永野 光子  順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (90320712)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード情報リテラシー / 情報活用行動 / 根拠のある看護
研究実績の概要

本研究の目的は、根拠のある看護(Evidence based Nursing以下EBN)のための情報リテラシー(Information Literacy以下IL)体系表を開発し、その信頼性・妥当性を検証することである。最終年度は、本研究で作成したEBNのためのIL体系表の具体的な活用について検討を行った。
EBNに関する先行研究の文献検討の結果から、本来のEBNと看護師が実践しているEBNには乖離があることが示唆された。この乖離を埋めるために、EBNとして活用可能なエビデンスレベルの高い研究成果の活用を含めた体系表の開発を検討する必要があると考えた。そこで、研究分担者と作成した体系表を、本来のEBNのためのIL体系表として活用可能な体系表へと洗練することについての検討を行った。検討の結果、本研究で作成した体系表は、専門看護師(CNS)から新人看護師まで、多様な世代と看護実践能力を有した臨床看護師の情報活用行動を反映したものであること、作成した体系表から看護師のILの実態を把握し、その結果から看護師のIL向上に向けた教育プログラムの考案が可能であると判断した。今後、作成した体系表を用いた実態調査を実施し、看護師のIL向上に向けた教育プログラム構築を目指すことが課題である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 根拠のある臨床看護実践のための情報リテラシー体系表の開発2023

    • 著者名/発表者名
      山本千代
    • 学会等名
      日本看護学教育学会 第33回学術集会

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公開日: 2024-12-25  

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