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2021 年度 実施状況報告書

特定行為を行う看護師のコンピテンシー・モデルの開発-治療と看護を繋ぐために-

研究課題

研究課題/領域番号 21K10582
研究機関目白大学

研究代表者

小泉 仁子  目白大学, 看護学部, 教授 (20292964)

研究分担者 池袋 昌子  茨城キリスト教大学, 看護学部, 教授 (90804237)
藤井 仁  目白大学, 看護学部, 准教授 (10512361)
山海 千保子  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90438101)
蒔苗 奈都代  日本医療科学大学, 保健医療学部, 講師 (10883548)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード特定行為を行う看護師 / コンピテンシー・モデル
研究実績の概要

本研究は、特定行為を行う看護師が「看護の関わりにおいて特定行為を活用する」ために有用となるコンピテンシー・モデルを開発することを目的とし、専門職としての教育や評価に新たな示唆を得ることをゴールとするものである。
特定行為を行う看護師が「看護の関わりの中で特定行為を活用する」ために有用となるコンピテンシー・モデルを開発し、専門職としての教育や評価に新たな示唆を得ることにより、研修期間における教育に関する研究、特定行為の実践・チームの在り方の研究棟への波及効果が期待できるものである。研究計画書においては2021年度は特定行為を行う看護師が「看護の関わりの中で特定行為を活用する」ために、有用となるコンピテンシー・モデル仮説を作成する予定で特定行為を行う看護師を対象に半構造化面接法による調査・分析を行い、コンピテンシーを構成する要素を明らかにする予定であった。
2021年度は、文献検討論文の投稿準備と倫理審査委員会への申請準備を行ったものの、進捗がやや遅れ、調査に着手できていない状況であった。その理由は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、研究代表者や共同研究者の教育業務の質及び量の増大により各自の担当部分の進捗及び会議日程の調整が遅れたことである。倫理審査委員会の承認を待ち、①質的探索的研究により、コンピテンシー仮説を作成する。②量的横断的研究により、コンピテンシーの現状と関連する影響要因について実態を明らかにする。文献検討論文は学術雑誌への投稿により社会に発信する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症拡大の影響による教育業務の質・量の負担増により、共同研究者との会議の遅れや共同作業の進行が遅れ、倫理審査委員会への申請準備に時間を要した。

今後の研究の推進方策

2023年度は文献検討論文の学術雑誌への投稿と倫理委員会申請書類の作成を行う。共同研究者との会議が新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となることが多く進捗に影響が出てしまっていたが、zoom会議の活用や電子媒体でのやりとりを通して、研究方法の精錬やフィールドの調整を行っており、倫理審査委員会での承認が得られ次第、調査を開始していく。

次年度使用額が生じた理由

倫理審査委員会承認のための準備に時間を要し、調査を開始できなかったため、2021年度に計画していた「特定行為を行う看護師が看護の関わりの中で特定行為を活用するために有用となるコンピテンシー・モデルを作成する」目的で質的探索的研究を特定行為を行う看護師を対象に半構造化面接法により行う予定であったところが、調査に着手できなかったため、調査に使用する予定であった予算を次年度に持ち越すこととなった。次年度は調査に着手し、繰越額を使用する予定である。

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公開日: 2022-12-28  

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