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2023 年度 実施状況報告書

特定行為を行う看護師のコンピテンシー・モデルの開発-治療と看護を繋ぐために-

研究課題

研究課題/領域番号 21K10582
研究機関目白大学

研究代表者

小泉 仁子  目白大学, 看護学部, 教授 (20292964)

研究分担者 池袋 昌子  茨城キリスト教大学, 看護学部, 教授 (90804237)
武田 保江  目白大学, 看護学部, 教授 (50727568)
野澤 桂子  目白大学, 看護学部, 教授 (30469449)
藤井 仁  目白大学, 看護学部, 教授 (10512361)
山海 千保子  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 准教授 (90438101)
蒔苗 奈都代  日本医療科学大学, 保健医療学部, 講師 (10883548) [辞退]
末永 真由美  目白大学, 看護学部, 准教授 (80461838)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード看護師特定行為 / 質的研究 / インタビュー調査 / 病院 / 訪問看護ステーション
研究実績の概要

今年度は臨床の現場で活躍する特定行為を行う看護師を対象に半構造化面接法によるインタビュー調査を行い、質的研究によりコンピテンシーを構成する要素を明らかにする実施を行った。
新型コロナ感染症流行による影響で臨床で活躍している特定行為を行う看護師へのインタビュー調査への参加者登録に難渋していた期間が長かったが、ようやく臨床状況も落ち着き、病院、在宅訪問看護ステーションそれぞれに勤務し活躍している看護師にインタビューができた。その内訳は、特定行為を粉う看護師のうち、病院で働く看護師は特定行為だけを行う看護師と認定・特定看護師の両方がおり、また訪問看護ステーションで働く看護師はすべての特定行為を行う看護師であった。
内容分析の手法を用いて、データを分析中であり、まとまり次第に社会に発信する予定である。
本研究の目的は、特定行為を行う看護師が「看護の関わりにおいて特定行為を活用する」に有用となる、コンピテンシー・モデルを開発することである。
質的探索的研究により、コンピテンシー仮説を明らかにし、社会への発信を行う準備をした。
その準備については、具体として2024度末に予定されている国際学会(EAFONS:28th East Asian Forum of Nursing Scholars )および国内の全国規模の学会にエントリーし、アクセプトを目指して行った。また、並行して、論文執筆の準備も進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナ感染症流行の影響で臨床状況が落ち着かず、インタビュー調査への参加が遅れたため。

今後の研究の推進方策

今後は、2024年度中に質的データの分析結果をもとに量的研究を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

本研究は病院や訪問看護ステーションに勤務する特定看護師を対象とするが、新型コロナ感染症流行により臨床状況が落ち着かず、研究の進捗が遅れたため、使用額の変更が生じた。
2024年度は、量的研究を行う予定である。
併せて現在執筆中の質的研究の成果を発表する予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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