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2024 年度 研究成果報告書

異常な瘢痕形成を抑える看護ケア開発に向けた創収縮に関わる細胞消退機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 21K10599
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関山形大学

研究代表者

宇野 智咲  山形大学, 医学部, 助教 (90877680)

研究分担者 石田 陽子  山形大学, 医学部, 准教授 (60322335)
松田 友美  山形大学, 医学部, 教授 (90444926)
櫻田 香  山形大学, 医学部, 教授 (60312732)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード皮膚 / 創傷治癒 / 筋線維芽細胞 / マウス
研究成果の概要

皮膚の創傷治癒における肥厚性瘢痕やケロイドなどの異常な瘢痕形成は、患者のQOLに大きな影響を与える。特に創部に加わる過度な張力は、筋線維芽細胞に影響を与え、瘢痕形成を異常化させる。現在は張力を緩和して治癒を促進する方法が取られているが、その最適な介入時期や方法はまだ明らかではない。本研究では、マウス皮膚創傷モデルを用い、創収縮、筋線維芽細胞の動態、ギャップ結合の分布を観察し、張力と創傷治癒との関係を検討した。その結果、創部に被覆材を使用し張力を緩和することで、筋線維芽細胞の適切な退縮が促進され、異常な瘢痕形成の予防に有効である可能性が示された。

自由記述の分野

基礎看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で注目した創部の張力を緩和する看護ケアは、異常な瘢痕形成を防ぐ非侵襲的な介入方法であり、手術の回避や患者の身体的・精神的負担の軽減につながる可能性がある。創傷治癒に対する看護ケアの組織細胞学的な作用を解明することで、科学的根拠に基づいた具体的なケア方法の開発が期待される。また、筋線維芽細胞や血管内皮細胞の機能との関連を明らかにし、個々の患者の状態に応じた張力緩和や血圧管理、生活指導などの介入方法を考案することで、看護の介入効果を高めることができる。こうした研究を積み重ねることで、臨床応用が進み、患者のQOL向上に大きく寄与することが期待される。

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公開日: 2026-01-16  

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