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2021 年度 実施状況報告書

地域包括ケアを支えるICTを活用した看護リカレント教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K10656
研究機関宮崎大学

研究代表者

末次 典恵  宮崎大学, 医学部, 教授 (60363355)

研究分担者 鶴田 来美  宮崎大学, 医学部, 教授 (30258983)
吉永 砂織  宮崎大学, 医学部, 准教授 (50560596)
久保 江里  宮崎大学, 医学部, 助教 (60825355)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード看護教材開発 / 宮崎県の地域特性 / シミュレーション教育 / ICT
研究実績の概要

当初は現地調査と看護職者へのインタビュー調査を予定していたが、コロナ感染拡大防止対策による医療機関への医療スタッフ以外の立ち入り制限が継続していたため、調査対象を、有資格者で日頃から医療現場の看護師と連携を行っている看護教員に変更して調査を実施した。宮崎県全域の7校の看護専門学校の教員22名の協力を得て、感染拡大状況を鑑みながらWebと対面を併用して調査を実施し、宮崎県で特徴的な疾患や生活状況について学べるように後期高齢者を対象とした膝関節疾患の事例を選定した。
宮崎県での地域特性を反映した生活の視点を踏まえた学習ができるように、看護教員の看護経験や実習指導経験に基づいて、看護アセスメントや看護実践に関するディスカッションを重ね、変形性膝関節症で人工関節置換術を受ける周手術期の患者事例について明確化した。
教材開発の第1歩として、ICTを活用した看護教育での利用を想定して、インストラクショナルデザインに基づき、手術から急性期までの経過におけるシミュレーション教材を看護教員が模擬患者となり、患者の生活の様子などの動画も盛り込み製作した。2022年1月から2月にかけて宮崎県内の看護専門学校2校で、作成した教材を実習直前の学内演習や基礎看護技術演習に活用した。それら取り組み結果を2022年8月に開催される日本看護学教育学会第32回学術集会で発表する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

これまでに宮崎県内の看護専門学校の協力を得て、実習前の学習や授業における看護演習で作成した教材の試用を行った。本教材を使用したシミュレーション演習の実施後の学生レポートの記述から、コロナ禍で臨地実習時間が短縮された看護学生に対しリアルな患者状況を提供することで、臨床のイメージがつきやすくなっており、調査および教材作成への協力を得た看護教員については、教育力の向上するためのきっかけにつながっている。

今後の研究の推進方策

現在、作成している教材は1事例であり、かつ、術後の急性期から回復期という短期間の経過である。今後、本事例の設定を、手術に至るまでの経過や、リハビリ期間や地域での生活に戻る状況までに広げて、患者の心身の状況を整理し、シナリオや動画のコンテンツを蓄積する。同時に作成した教材のデータベースの構築を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

今年度は、予定をしていたオンライン教育システムの構築には至らなかったため、次年度に看護系e-ラーニング教材製作および情報通信システム開発に実績のある民間会社の協力を得て行う。

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公開日: 2022-12-28  

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