研究課題/領域番号 |
21K10675
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研究機関 | 愛知医科大学 |
研究代表者 |
山中 真 愛知医科大学, 看護学部, 教授 (30507504)
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研究分担者 |
梶原 弘平 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 准教授 (10437626)
安本 卓也 椙山女学園大学, 看護学部, 准教授 (50566099)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 看護技術 / 看護管理 |
研究実績の概要 |
21年度は、必要な機材の調整と倫理審査の申請/承認、分担研究者との打ち合わせなどを予定し研究活動を実施している。 機材の購入については、人体を模したモデルを作成するための工具を購入するとともにワイヤレスで音を聞かせるためのヘッドホンや解析に用いるパソコン、得られたデータの分析に必要となるソフトウェアの購入を行い、実験に向けての準備を実施している。 今年度は、これら機材を用いて実験に使用するモデルの簡易型を作成した。次に、倫理申請については、スケジュール通りに申請し問題なく承認されており、実験に向けて順調に準備が進んでいる。 分担研究者との打ち合わせについては、コロナによる外出規制によって対面での打ち合わせが困難となっていることからzoomなど遠隔での会議を積極的に取り入れることで進めているが、当初予定していた被験者の選定や選定条件などプレ実験に向けた準備は、実際に対象となる施設や起点となる対象者に面談が必要なケースが多く、当初予定のスケジュールで進めることができていない。施設依頼についても、同様にコロナによる影響からすすんでおらずこの点が当初予定よりも大きく遅れている。 実施機材の調整や調達および実験実施に向けての倫理申請などは計画通りに進めているが、プレ実験に向けての対象者選定や施設選定などは進んでいないことから22年度は、対象者選定やそれに向けた分担研究者との打ち合わせを中心に進める必要がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初予定していた、機材準備やモデル作成などについては順調に経過しているものの、実験に向けた被験者の選定・協力施設の選定などについてはコロナによって外出規制が生じたことや施設側の受け入れ、時間調整などが極めて困難となり、当初予定していたよりも遅れている。 分担研究者との打ち合わせなどについては、zoomなどの遠隔で会議を進めるなどにて対応しているものの、業務形態の変化や遠隔対応への準備など多くの変更点が必要となったことから今年度は、当初スケジュールに沿うような対応が必要である。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、遠隔での対応が可能となるように準備をすすめるとともに、対象者選定や施設選定など可能な限り短時間かつ最小限で研究が円滑にすすむよう、計画の変更が必要である。 今年度は、WebなどICTを用いて対面での業務を可能な限り減らす取り組みを考えることとする。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナによって、外部との打ち合わせに予定していた費用を使用することがなかったため
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