研究課題/領域番号 |
21K10707
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
梨木 恵実子 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (40859203)
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研究分担者 |
前野 敏孝 群馬大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (00436297)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | COPD / 増悪 / 訪問看護 |
研究実績の概要 |
訪問看護師に対する調査でCOPD療養者の訪問は、高齢者や認知症への対応、増悪判断の難しさが明らかになった(本科研費以外での研究)。そのため、介入前の「訪問看護による観察項目」をまとめることは重要と考える。訪問看護へインタビュー調査を行うため、研究者の大学にて倫理審査を通し、2024年度春からインタビュー開始となる。ただし、研究者が新生当時の「研究者が所属する訪問看護での実施」は研究者の退職に伴い困難な状況にもなっている。介入については現在検討中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
静脈血による介入研究が困難な状況にある(研究者が訪問看護所属の非常勤職員を外れたこと等が理由である)。よって介入研究には至らなくとも、介入前に計画していた訪問看護による増悪観察項目を完成をめざす。
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今後の研究の推進方策 |
当初の目標である採血による介入研究は困難になったが、研究計画にも記載していた介入研究実施前の訪問看護師による客観的視点・観察項目の設定は必要と考える。申請者が訪問看護師を対象とした調査研究結果では、訪問看護師から高齢者や認知症の増悪判断の難しさがあげられた。静脈血の有無に限らず、観察項目は標準化されている必要がある。よって、現在、倫理審査通過したため、訪問看護師へ増悪の観察・判断についてインタビューを進め、観察項目の標準化を進める。
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次年度使用額が生じた理由 |
訪問看護師への調査のため、調査に関する費用が必要となる。
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