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2023 年度 実施状況報告書

肺切除患者のセルフ-エフィカシー基盤型看護リハビリテーションプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K10716
研究機関福島県立医科大学

研究代表者

片桐 和子  福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (80317627)

研究分担者 菅野 久美  福島県立医科大学, 看護学部, 准教授 (20404890)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
キーワード肺切除 / 術前リハビリテーション / セルフ・エフィカシー
研究実績の概要

看護師を対象とした肺がん手術を受ける患者に対するリハビリ実施状況のインタビューは、B施設から候補となる看護師3名に対し研究の説明を行い同意が得られ、IC録音の許可も得て、順次インタビューを実施し、予定の10名の看護師のインタビューを終えることができた。
患者を対象としたインタビューは、A・B病院からそれぞれ5名の候補者に対し、研究の説明を行い同意が得られ、IC録音の許可も得て、順次インタビューを実施し、予定の10名の患者のインタビューを終えることができた。
看護師・患者に対するインタビュー結果は、すべて逐語録として起こし、分析を始めたところである。
なお、対象看護師の概要は次の通りである。男性1名、女性9名、年齢20代後半から50代前半で、平均40.1歳。看護師経験年数10年未満から25年で、平均17年。勤務部門は、手術室3名、外科外来4名、患者サポートセンター3名。関連部門での勤務経験は、1年以上から20年未満で、平均5.7年であった。
対象患者の概要は次の通りである。男性8名、女性2名。年齢は、50代前半から80代後半で、平均71.4歳。肺がんのStageは、0、ⅠA、ⅡA、ⅠBで、種類は、腺癌、扁平上皮癌を含む非小細胞肺がん。術式は、全てが胸腔鏡下手術で、うち2件がロボット支援下で、切除範囲は、肺葉切除、区域切除、部分切除であった。
IC録音時間は、看護師13~33分、平均22.3分、患者16~37分、平均27.9分であった。看護師、患者から得られたデータを元に、現在分析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ感染状況により、研究の参入が一時的に中断され、データ収集が行えない時期があったが、1年7か月余りの期間を要して、ようやく予定の全体対象者数のデータを得ることができた。

今後の研究の推進方策

看護師、患者から得られたデータを元に、研究分担者と共に分析を行いまとめあげ、学会発表ならびに雑誌論文投稿のための準備をしていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

コロナ感染拡大のため、調査が遅れたため次年度使用額が大きくなった。
使用計画としては、学会発表のための旅費100000円、第2段階調査のための、尺度の購入700000円、アンケート調査用紙作成後の印刷代100000円、施設へ協力依頼のための旅費100000円、アンケート配布代行のための謝金500000円など使用していく予定である。

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公開日: 2024-12-25  

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