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2023 年度 実績報告書

外来看護師のためのe-learning教育プログラムの開発と検証~RCTを用いて

研究課題

研究課題/領域番号 21K10753
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

松本 文奈  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60735603)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード外来看護 / ジェネラリストナース / 教育プログラム / 院内教育 / キャリア開発 / 外来看護師
研究実績の概要

【4月~11月】e-learning教育プログラムを開発するワーキンググループを組織した。メンバーは大学併設病院の看護管理者5名とジェネラリストナース5名、本研究代表者1名の合計11名である。e-learning教育プログラムの運用方法を検討するために、大学併設病院の外来系看護師長全員と意見交換会を2回開催した。意見交換会では前年度作成した教育プログラムの講義資料(案)を基に教育対象者や内容を検討し、新規もしくは部署異動により外来部署に新入する看護師のためのオリエンテーション資料として運用する方向性が見出された。その後、ワーキンググループにおいて、講義目標、講義目的を微修正し、3チャプター14コンテンツに整理した。各コンテンツの講師を決定し、講師に講義資料(案)の作成、動画教材の作成を依頼した。各教材の作成にあたっては、ワーキンググループが適宜チェックアップし、内容の精選に努めた。なお、各コンテンツの理解度確認のため、最後に「コンテンツクイズ」を2問程度実施することとなった。並行してe-learningを委託する業者を選定し契約し、各講師が作成した動画教材を使い、e-learningサイトを構築した。
【12月~3月】e-learning教育プログラムについて、4名にプレテストを実施し、コンテンツごとの表面妥当性、内容妥当性、コンテンツクイズと講義目標の整合性への修正意見を得た。教育プログラムを修正後、RCTにて教育効果を検証するため、外来部門のジェネラリストナースのうち研究参加の同意を得た26名を介入群13名、対照群13名に均等割り付けし、パイロットスタディを実施した。現在統計学的解析中であるが、オリエンテーション資料としてのe-learning教育プログラムは好評であり、開発継続の方向性を得た。

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公開日: 2024-12-25  

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