研究課題/領域番号 |
21K10771
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
二本柳 圭 富山県立大学, 看護学部, 講師 (90457929)
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研究分担者 |
竹口 将志 富山県立大学, 看護学部, 助教 (40846169)
寺島 修 富山県立大学, 工学部, 准教授 (50570751)
寺内 英真 富山県立大学, 看護学部, 講師 (60377679)
下元 理恵 高知大学, 教育研究部医療学系看護学部門, 講師 (60553500)
桑子 嘉美 富山県立大学, 看護学部, 教授 (70258979)
池田 恵美子 四国大学, 看護学部, 准教授 (90508590)
仲道 雅輝 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90625279)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 急性期人工呼吸器ケア / 自立学習支援 / 教育工学 / ICT教育 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は学士課程から始める急性期人工呼吸器ケアの自立学習のための教材プログラムを開発することである。その教材の特色は、いつでも、どこでも、アクセスできる情報端末を利用して、本人の学習意欲に合わせて、学習内容の深度を調節できる、自立学習できる、さらに学習効果を可視化できる点である。アプリケーションの使用満足度と利用率、継続性、アプリケーションの接触時間、課題到達クリア時間から、教材の効果を明らかにする。研究計画は、初年度は、「作成中のアプリの試験運用とそのデータ解釈を行う。」という目標を掲げている。2年目が本調査、3年目は、ピア評価を加えたアプリケーションのアップデート、4年目は、アップデート後の本調査、5年目をデータ解析とまとめとしている。 初年度は、①所属施設の研究倫理審査、②学習アプリの調整、③出題問題の厳選を中心に行った。内容は以下のとおりである。①所属機関の研究倫理審査を受けた。②学習アプリの調整;学習アプリの総合的なバグを抽出し、アプリのスムーズな動作確認と将来のオプション機能の発展に添えられるよう、プログラミングのコードの追加を行った。③出題問題の厳選は、①の所属施設の倫理審査で指摘された内容の修正を行った。これは、アプリを使用する時間、学習負荷によるストレスの軽減、作業時間によるストレスとならないような配慮である。より効果的で、アプリ利用者に対して、作業負荷による影響の軽減を考慮した問題の選別を行っている。これについては、引き続き研究チームでの作業・確認が必要である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
Covid 19 に関連した学内業務の変更(実習調整、および関連業務の総合的な煩雑化)、また、研究補助者のリクルートに影響が出たことに伴い、研究の進行が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
今後の課題として、出題問題の厳選化は引き続き研究チームで確認が必要である。次年度は、デモテストを数回重ねて、本調査に進めるよう実行するとともに、研究補助者を雇い計画通り進められるよう調整していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
本調査に至らなかったことと、研究補助員を雇わなっかったため、予算が余った。次年度本調査へ移行し、研究補助員を導入するため、消費予定である。
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