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2023 年度 研究成果報告書

がん薬物療法における「患者を支える医療」のモデルケースの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 21K10788
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関静岡県立静岡がんセンター(研究所)

研究代表者

北村 有子  静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 研究員 (10364035)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードがん看護学 / がん薬物療法 / 副作用症状
研究成果の概要

「処方別がん薬物療法説明書」は、病院内で多職種が患者説明に用いており(Web公開中)、多職種による途切れない患者・家族支援について検討した。
患者調査を実施し、患者からの「症状があったとき、どの程度になったら病院に連絡するのか迷う」の意見を踏まえ、行動支援として、患者・家族が病院へ連絡するかどうかの判断を補助するWebツールの制作に着手した。説明書は、患者・家族の知識の獲得・補強と医療者への報告の判断を助ける“情報提供ツール”で、Webの“行動支援ツール”とあわせて、いわば車の両輪とし、多職種が患者・家族と積極的に関わりをもつことで、患者の治療継続とQOL向上に寄与すると考える。

自由記述の分野

がん看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

「処方別がん薬物療法説明書」は、病院内で多職種が患者説明に活用しており、Web公開(https://www.scchr.jp/information-prescription.html)中で、“情報支援ツール”として全国から利用できる。患者・家族が病院へ連絡するかどうかの判断を補助することを意図して、制作したWebツールは、多職種と患者による評価を受けて修正の必要があるが、“行動支援ツール”として患者・家族の行動を後押しすることに寄与する。
これらのツールは単体だけでなく、患者の治療継続とQOL向上のため、多方面からのアプローチの検討・実践に利活用することが可能と考える。

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公開日: 2025-01-30  

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