研究課題/領域番号 |
21K10852
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
亀崎 明子 山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80526913)
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研究分担者 |
安達 圭一郎 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (90300491)
矢田 浩紀 山口県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (80644442)
河本 恵理 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90718339)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 経口避妊薬 / 指導 / 医療従事者 / 月経 / 避妊 / 女性 / 男性 |
研究成果の概要 |
「医療従事者による経口避妊薬の指導に関する文献検討」を行った。国内で経口避妊薬が認可された1999年以降に発表された論文を対象として文献検索を行った。2006年から2019年までに発表された9件を分析対象とした。その結果、医療従事者による経口避妊薬の指導に関する報告は少なかった。経口避妊薬の効果や安全性を広く周知できるよう指導の時期や方法を検討する必要がある。 次に「青年期男女の経口避妊薬の選択・非選択に関連する要因の検討」を既存のモデルを活用して解析することが有効であると考え、調査のための質問項目を選定し、研究計画書を作成した。今後、男女別にOCの選択・非選択に関連する要因を解明する。
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自由記述の分野 |
助産学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
OCによる避妊や月経周辺期症状の改善につながることを周知するための指導法確立のため、本邦における医療従事者による指導の実態やOCの選択・非選択に関連する要因を明らかにすることにつながったことから、研究テーマに関する基礎的データを収集できたと考える。OCによる高い避妊効果や長期的視野に立った疾患の制御はまだ国内で十分な理解を得られておらず、経口避妊薬承認後、25年経過したが使用率は低いことから、今後は得られたデータを活用して実践的な指導法を確立する必要がある。
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