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2023 年度 実施状況報告書

高年初産婦とパートナーへの妊娠中から産後1年までの長期的支援プログラムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 21K10856
研究機関山梨県立大学

研究代表者

平田 良江  山梨県立大学, 看護学部, 教授 (50326097)

研究分担者 名取 初美  山梨県立大学, 看護学部, 特任教授 (10347370)
萩原 結花  山梨県立大学, 看護学部, 准教授 (50381710)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード高年初産 / パートナー / 育児適応 / 育児支援
研究実績の概要

新型コロナウイルス感染症が5類に移行したが、研究計画を実施するための環境が整わず、研究遂行に支障をきたした。
一方で、現在までに積み重ねてきた研究の成果を第37回日本助産学会学術集会(東京)で
発表した。高年初産夫婦は、模索樹(1~2カ月)、受け入れ期(3~4ヵ月)、適応期(5~6ヵ月)の3期を経ておおよそ6カ月で育児に適応していた。模索樹で夫婦は溢れる情報から、≪子どもへの対応方法を手探りする≫ことで完璧な育児を目指していた。しかし、思うようにいかない状況に直面し≪一人一人子どもは違うことを理解≫し、少しくらい放っておいても大丈夫と≪良い意味でのあきらめを覚える≫ことで完璧を手放す受け入れ期に至った。そして≪自分たち家族にとっての育児≫を意識せずでき、自然と≪生活の中に溶け込む育児≫を行う適応期を迎えていた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

webアンケートの実施の計画と、育児支援プログラムの作成を行った。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したとはいえ、プログラムを実施する協力施設が決まらず、実施に困難をきたした。

今後の研究の推進方策

現在、協力施設を当たっているが、少人数を対象とした、縦断的プログラムの実施に協力的な施設が見つからないため、範囲を広げて協力を仰ぐ予定。Webアンケートを実施予定。

次年度使用額が生じた理由

前年度の計画遂行の遅れにより、研究機関の延長を申請したため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高年初産婦とパートナーの育児適応のプロセス2023

    • 著者名/発表者名
      平田良江 名取初美 萩原結花
    • 学会等名
      第37回日本助産学会学術集会

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公開日: 2024-12-25  

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