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2023 年度 実績報告書

妊娠期・産後におけるDyadic copingとうつ症状との関連

研究課題

研究課題/領域番号 21K10924
研究機関学校法人文京学院 文京学院大学

研究代表者

川鍋 紗織  学校法人文京学院 文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (60553550)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードdyadic coping / うつ症状 / 妊娠期 / 産後
研究実績の概要

本研究は、産後うつ病の予防のため、個人のコーピングにとどまらず、夫婦におけるコーピング (dyadic coping) の視点からメンタルヘルスケアを検討しようとするものである。Dyadic copingとは、夫婦一単位による夫婦の相互作用によるストレスコーピングで、well-beingや夫婦関係の質の向上に関連する。
本研究では、dyadic copingとうつ症状との関連を、Actor-Partner Interdependence Model:APIM (主客相互依存モデル) を用いてactor effect、partner effectの視点から妊娠期と産後の2時点を取り上げて縦断的に明らかにすることを目的とした。
インターネットを通じたオンライン調査を実施し、妊娠期から産後にかけてデータを収集した。最終年度では、得られたデータの分析を行った。dyadic copingの対処行動(Stress communication、Supportive dyadic coping、Delegated dyadic coping、Negative dyadic coping、Common dyadic coping)に着目した分析に加えて、dyadic copingにおける夫婦のズレがうつ症状と関連することが予測されるため、一致係数を算出し、さらなる分析を行う。今後、論文を作成し、成果発表を行っていく。

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公開日: 2024-12-25  

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