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2021 年度 実施状況報告書

自閉スペクトラム症のある女性が安心して子どもを育てるためのアセスメントシート開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K10942
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

小林 孝子  滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (70305671)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード自閉スペクトラム症 / 女性 / 育児 / アセスメント
研究実績の概要

自閉スペクトラム症(以下ASD)がある女性の、妊娠から育児期の心理社会的問題への対応が急務となっている。本研究の目的は、ASDがある女性の妊娠から育児期の経験を基軸とし、専門職や家族の経験知を統合し、支援ニーズと支援提供を明示できるアセスメントシートを開発することである。当事者、保健師・助産師を含む専門職、家族会の母親への質的分析を統合することにより、ASDの特性に伴う多様なニーズをアセスメントすることが可能となり、安心して妊娠から育児期の生活を送るための支援提供に寄与できる。
1年目である2021年度は、進行中であった当事者へのインタビューを継続して行った。対面およびオンラインでのインタビュー2回を新たに実施した。合計5名よりインタビュー協力が得られ分析を進めている。妊娠出産育児の経験は多様であったことから、安定した育児に至る経験、産後の困難を経て親になることの経験をテーマとし、論文投稿を予定している。さらに、メールや手紙での協力が得られたASDを含む発達障害のある母親5名のテキストデータを分析し、公衆衛生看護学会において発表した。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

現在まで、当事者5名より対面およびオンラインでのインタビュー協力が得られた。また、発達障害のある母親5名からのメールや手紙での回答も得られ、これらの成果を学会発表し、論文投稿の準備も進んでいる。しかし、ASD特性が多様であり、妊娠出産育児経験も多様であることから、経験が類似する人々の長期的な経験を分析する必要性があると考えるに至った。また、当事者は幼少時より生きづらさを抱え生活してきた経緯があり、その経験が育児へも影響していることから、幼少時からの生活を含めたインタビューと分析も今後必要となると考えている。

今後の研究の推進方策

当事者へのインタビューを継続する。COVID-19の感染拡大による当事者会の開催中止、対面インタビューの設定が難しいなどの状況があるが、オンラインツールも活用しながらデータ収集を継続する。また、2年目に計画していた専門職へのインタビューを2022年度後半には実施できるよう準備を進める。

次年度使用額が生じた理由

研究協力者数が計画していた人数より減少したこと、オンラインでのインタビューにより旅費が不要となったこと、国内学会がオンライン開催となったため旅費が発生しなかったことによる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 発達障害のある女性の妊娠から育児期の経験―自由記述を基にした計量テキスト分析2022

    • 著者名/発表者名
      小林孝子
    • 学会等名
      第10回日本公衆衛生看護学会学術集会

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公開日: 2022-12-28  

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