研究課題/領域番号 |
21K10956
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研究機関 | 京都光華女子大学 |
研究代表者 |
守口 絵里 京都光華女子大学, 健康科学部, 准教授 (70454535)
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研究分担者 |
永井 利三郎 桃山学院教育大学, 人間教育学部, 教授 (50124748)
下野 九理子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 准教授 (60403185)
伊藤 美樹子 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80294099)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | QOLCE-J / 小児 / てんかん / ICT / QOL評価尺度 / 超短縮版 |
研究実績の概要 |
今年度は、これまでに得られたQOLCE-Js52のデータをもとに因子分析を行い、超短縮版として採用する項目を20項目程度まで絞り込み、その後システム開発業者に依頼し超短縮版のICT機器での入力システム(以下、ICT超短縮版)を開設した後、研究分担者がてんかん診療を行っている施設に協力を依頼して20~30例の予備調査を実施し、ICT超短縮版の実用可能性を確認する、という段階までを計画していた。しかし、新型コロナウイルス感染症の蔓延により教育に対するエフォートの比重が非常に大きく、研究は予定通りすすんでいない。 よって2021年度は、これまでに得られたQOLCE-Js52のデータをもとに因子分析を行って超短縮版として採用する項目を20項目程度まで絞り込みを行い、この20項目を用いた調査を行うべく、システムエンジニアにWebサイトの開設を依頼する段階までの進捗となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、教育活動における対応が余儀なくされる状況であり、研究に割けるエフォートが非常に少ない状況が続いている。よって、当初はWebサイトを開設しそれを用いて予備調査を行う段階までを予定していたが、Webサイトの開設まで至っていない状況である。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、研究代表者のみならず分担者も同様の状況にて研究へのエフォートが縮小している状況である。よって、本研究は当初は4年を予定していたが、この状況はまだしばらく続く可能性が非常に高いため、5年間での研究遂行に変更が必要である。よって、当初の計画で2年目までに予定していた内容を3年間での実施としたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
2021年度は調査のためのWebサイト開設を予定していたため、その開設及び保守費用として100万円の支出を予定していたが、まだサイトの開設が完了しておらず、システム開発業者への支払いが完了していないため。
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