研究課題/領域番号 |
21K11008
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研究機関 | 香川県立保健医療大学 |
研究代表者 |
辻 よしみ 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (30353147)
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研究分担者 |
高嶋 伸子 香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (90342344) [辞退]
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 新任期保健師 / 実践能力 / 遠隔研修 / トリプルP |
研究実績の概要 |
本研究の目的は新任期保健師の個別支援に関する実践能力向上を目指し、遠隔システムでの前向き子育てプログラム:トリプルP(Positive Pareting Program)を活用した研修及び継続的実践による実践能力向上の効果判定と個別支援を通してどの様に実践能力を獲得していくのかプロセスを明らかにすることである。これらが明らかになることにより、今後の新任期保健師の育成や研修方法の一助となる。 今年度は、まず文献収集及び文献検討を実施し、全国調査に向けての準備を実施した。また、現在コロナ下であり、本来は次年度以降に予定していた遠隔システム使用の研修を前倒して実施した。実施にあたり、全新任期保健師にコンサルテーションを行い、全県における集合研修として、前向き子育てプログラム:トリプルP(Positive Pareting Program)内容を含む「保健師に求められる個別支援」と題して遠隔システムを用いて45名(うち新任期32名)に実施した。実施にあたり、新任期研修前後に保健師の実践能力についてアンケート調査を実施し集計を実施した。今後、調査結果の分析を行いながら、アンケート調査を継続する予定である。また、アンケート収集にあたり、インタビューの参加の有無について確認をとり、その中から参加可能者にインタビューを実施予定である。更にコロナの影響等も鑑み、遠隔システムの研修会及び遠隔システムにおいては、実施方法の検討等を行い、方法論についてブラッシュアップしていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ下の中、全県の遠隔システムを使用しての研修が前倒しとなり、全国調査との順序が変更となった。また、共同研究者の退官によりメンバー変更が必要となった。
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今後の研究の推進方策 |
全国調査について、内容を精選し実施する。また、インタビューの参加の有無について確認をとり、その中から参加可能者にインタビューを実施予定である。更にコロナの影響等も鑑み、遠隔システムの研修会及び遠隔システムにおいては、実施方法の検討等を行い、方法論についてブラッシュアップしていく予定である。全
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次年度使用額が生じた理由 |
現在コロナ下であり、本来は次年度以降に予定していた遠隔システム使用の研修を前倒しての実施が必要となり、予定していた全国調査がの準備が実施ができなかったため。
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