研究課題/領域番号 |
21K11017
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
森 明子 兵庫医科大学, リハビリテーション学部, 准教授 (90461243)
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研究分担者 |
井上 倫恵 (平川) 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 助教 (00747389)
大内 みふか 北海道大学, 医学研究院, 客員研究員 (60758548)
横井 悠加 城西国際大学, 福祉総合学部, 准教授 (80804244)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 腹圧性尿失禁 / 骨盤底筋トレーニング / ランダム化比較試験 |
研究実績の概要 |
昨年度の研究実績としては、腹圧性尿失禁を有する女性を対象とした骨盤底筋トレーニングの効果検証を行うため、研究協力医療機関と連携を取り、対象者の取り込みならびに介入を継続して実施した。現在までに、目標症例数の約7割の対象者を取り込んでいる。現状では、2024年11月まで対象者取り込みを継続していく予定である。対象者の取り込み状況は、新型コロナウイルス感染症の影響により、骨盤底筋トレーニング外来を一時中止していた医療機関があり、計画段階よりもやや遅れている状況である。最終的なデータ解析はすべての対象者の介入が終了した後に行う予定であり、詳細な実績については研究期間終了後、研究成果報告書に記載する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
現時点での介入終了対象者の人数は、目標症例数(36名)の約7割を確保した。研究協力医療機関のうち1施設では新型コロナウイルス感染症防止の観点から、研究活動が停止されていた施設があった。研究倫理審査の承認が済み、対象者の取り込みが再開された。なお、新たな研究協力機関を追加した。
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今後の研究の推進方策 |
今年度も研究協力医療機関との連携を図り、各医療機関にて対象者の取り込みの継続および、対象者への評価と介入を実施する。研究終了後はデータ解析、学会発表および論文執筆を進める予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
対象者の取り込み状況が、新型コロナウイルス感染症の影響により、骨盤底筋トレーニング外来を一時中止していた医療機関があり、計画段階よりもやや遅れている状況である。そのため研究実施期間を延長し、研究を遂行するため次年度使用額が生じた。2024年度は研究対象者のリクルートを継続し、関連学会への参加・発表を進め研究費を使用する予定である。
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