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2022 年度 実施状況報告書

回復期にある高齢脳血管疾患患者への看護師のシームレスケア実践ガイドラインの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11030
研究機関香川県立保健医療大学

研究代表者

竹内 千夏  香川県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (00437667)

研究分担者 森下 安子  高知県立大学, 看護学部, 教授 (10326449)
長戸 和子  高知県立大学, 看護学部, 教授 (30210107)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードシームレスケア / 看護師 / 高齢脳血管疾患患者 / 回復期リハビリテーション病棟 / ガイドライン
研究実績の概要

本研究の目的は、回復期にある高齢脳血管疾患患者への病棟看護師の実践するシームレスケアの実態を明らかにし、シームレスケア実践ガイドラインを開発することである。
令和4年度は、令和3年度に作成した質問紙を用いて、全国の回復期リハビリテーション病棟のうち回復期リハビリテーション病棟協会に所属する施設500施設に調査依頼を行い、同意が得られた127施設に勤務する看護師約2000名を対象に無記名自記式質問紙調査を行った。現在、回収したデータをSPSSを用いて分析中である。
また、研究に先立ち行ったシームレスケアの概念分析の内容は学会発表および論文投稿にて公表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

回復期リハビリテーション病棟の看護師約2000名に質問紙を配布するため、施設の管理者に依頼したが、COVID-19の影響で業務が煩雑となり対応困難との返答が多く、電話にて協力施設への依頼を行ったため、調査期間が当初より延長する結果となり、予定がやや遅れている状況である。令和5年度はガイドライン案を作成する予定であるが、今現在はガイドライン案作成には至っていない。

今後の研究の推進方策

研究計画は遅れがちであるものの、令和5年度にはデータ分析をすすめ、研究目的および研究方法は変更せずシームレスケア実践ガイドラインを作成し、研究者と専門家によるグループ討議を行い、ガイドラインの洗練化し、実現可能なガイドラインを作り、臨床現場での検証に取り組む予定である。

次年度使用額が生じた理由

質問紙調査が予定より予定より遅れたことに加え、コロナ禍で学会参加やデータ分析および執筆に関わる打ち合わせのための交通費の支出が抑えられたことにより35万円程度の次年度使用額が生じた。
これらは、令和5年度には、ガイドライン案を臨床現場での運用、また専門家会議を開催することに伴う運用費用および交通費に充てる予定である。また、研究結果を効果的に公表するための学会発表する予定である。さらに研究協力施設には、研究成果報告書を送付する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] シームレスケアの概念分析 高齢脳血管疾患患者への看護実践における活用2022

    • 著者名/発表者名
      竹内千夏
    • 雑誌名

      高知女子大学看護学会誌

      巻: 48 ページ: 2-16

    • 査読あり

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公開日: 2024-12-25  

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