| 研究課題/領域番号 |
21K11046
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| 研究機関 | 国立保健医療科学院 |
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研究代表者 |
大澤 絵里 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (30520770)
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| 研究分担者 |
越智 真奈美 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (00749236)
大夛賀 政昭 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (90619115) [辞退]
峰 友紗 尚絅学院大学, 総合人間科学系, 准教授 (90587651)
福島 富士子 東邦大学, 看護学部, 教授 (80280759)
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| 研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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| キーワード | 子育て支援 / 地域包括ケアシステム / 評価 |
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| 研究実績の概要 |
子育てに関する課題が多様化する中、自治体では、母子保健分野と児童福祉（家庭児童相談）分野において子育て支援のための場の開設や事業の実施が進んでいる。妊娠期から出産、子育て期までの継続的かつ包括的な支援の必要性があるにもかかわらず、それらの仕組みや情報は連結していることは少ない。そこで本研究では、子どもと子育て家庭を対象とした地域包括ケア（母子保健分野と児童福祉分野の統合ケア）システムの評価に向けたエビデンスの確立を目的とする。
2021年度は、国立保健医療科学院研究倫理審査委員会から研究実施の承認を受け、フィールドになるA市から二次利用が認められた母子保健分野のデータ（乳児訪問や乳児健診、その後の発達支援時のデータ）を受け取った。そして、データクリーニング、データの連結、単純集計までを実施した。単純集計の結果をA市の母子保健担当者へフィードバックし、意見交換を行った。フィールドであるA市とは定期的に打ち合わせをもち、子育て支援施策の情報収集やその動向などを確認した。2022年度以降に進めるデータ分析の準備を整えることができた。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
倫理審査の申請、研究実施の承認を得て、データの入手、翌年の分析に向けたデータの準備も進めることができた。フィールドのA市とも定期的に打ち合わせをもつことができているため。
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| 今後の研究の推進方策 |
当初の計画通り、まずはデータ分析により、地域包括ケア（母子保健分野と児童福祉分野の統合ケア）システムの評価をすすめる。分析より見えてきた結果を、A市担当者にフィードバックし、その妥当性を検討する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
謝金を使用し、データ整理などをすすめようと計画していたが、データが複雑であることと、Ａ市との協定の中で、研究者自身がデータ整理をすることが最適であることが確認され、補助業務者への謝金使用が少なった。また、昨年度は研究者1名が体調不良のため一度メンバーから外れ、1名が育児休暇であったため、予定より研究発表を公表することができなかった。今年度は、分析結果を研究発表として公表していく予定であり、発表のための助成金の使用と情報整理など補助業務者へ謝金に使用する予定である。
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