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2022 年度 実施状況報告書

高齢者ポリファーマシーに関連した看護教育プログラムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 21K11057
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

吉村 惠美子  国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (10413163)

研究分担者 蔵谷 範子  湘南鎌倉医療大学, 看護学部, 教授 (00320846)
皆田 良子  国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 講師 (20826391)
照屋 健作  帝京平成大学, 人文社会学部, 准教授 (30751599)
相内 恵津子  国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 講師 (60637908)
森下 裕子  国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 講師 (60847995)
小森 哲夫  国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 教授 (10438822)
山田 智美  国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 講師 (70757583) [辞退]
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワードポリファーマシー / 高齢者 / 看護師継続教育
研究実績の概要

本研究は、高齢患者に対応することが必要な一般病院、並びに高齢者施設、訪問看護ステーションに勤務する中堅看護師を対象に、高齢者のポリファーマシーに関する教育プログラムの開発を目的とした。
今年度の目標は、1.一般病院に勤務するラダーレベルⅢの中堅看護師に対し、ICTを利用した教育プログラムを実施した結果を公表する。2.高齢者施設の看護師、訪問看護ステーション看護師に実施したポリファーマシーに関する調査を公表する。3.教育プログラムを評価し、対象者別にプログラム案の完成を目指すことであった。
1.一般病院看護師に対するICTを利用した教育プログラムを実施した結果を「地域ケアリング」2022.6月号に投稿し、掲載された。また、9月に行われた「第35回日本看護福祉学会学術大会」の会長講演時にその結果を紹介した。2.高齢者施設の看護師、訪問看護ステーション看護師に実施したポリファーマシーに関する調査については、第36回日本看護福祉学会学術大会にて、演題を2題採択され、発表予定である。論文は関連学会に報告予定である。3.アンケート調査の評価より、対象者を小田原市内の中規模一般病院の看護師にしぼることとした。現在対象病院の選定とプログラムの見直しの作業を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ環境が一定しない状況が続き、プログラムの内容と方法の検討に戸惑った。今後のコロナ対応が決定してきたので、対象者を絞り込み、方法を具体的に検討中である。

今後の研究の推進方策

来年度は、教育プログラム実施対象施設の決定と、それに向けてプログラムの最終案を検討し、2024年度のプログラムの実施に向けての準備を行う予定である。
1.対象施設の決定:小田原市内、および近隣施設の実態を把握し、中小規模の一般病院の看護師の対象のニーズをインタビューより把握していく。小田原地区の看護部長会の協力を得て、実施できるように交渉に入る予定である。
2.教育プログラムの改良:すでにプレテストを終了しているので、それを基に若干の改良を加える予定である。2024年度の該当施設の看護師継続教育プログラムに入れるために本年度中旬までにプログラムの概要について、決定する予定である。
3.倫理審査受審:教育プログラムの完成、プログラム評価方法の決定を行い、本年度末までに倫理審査を受審し、承認されるようにする。

次年度使用額が生じた理由

教育プログラム作成に後れをが生じたために、費用を活用できなかった。また、学会が対面携帯でないことがおおく、交通費、宿泊費等の支出がされなかった。次年度は学会活動、教材研究に活用していきたい。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ICTを活用したポリファーマシーに関する高齢者看護アセスメント教育プログラムの検討2022

    • 著者名/発表者名
      吉村惠美子 相内恵津子 藏谷範子  照屋健作 皆田良子 森下裕子
    • 雑誌名

      地域ケアリング

      巻: 24 ページ: 77-81

  • [学会発表] CTを活用したポリファーマシーに関する高齢者看護アセスメント教育2022

    • 著者名/発表者名
      吉村惠美子
    • 学会等名
      第35回日本看護福祉学会学術大会

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公開日: 2023-12-25  

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