• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実施状況報告書

保健師初任者を対象としたICTを活用した地域診断支援プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11109
研究機関金沢大学

研究代表者

岡本 理恵  金沢大学, 保健学系, 准教授 (50303285)

研究分担者 表 志津子  金沢大学, 保健学系, 教授 (10320904)
高橋 裕太朗  金沢大学, 保健学系, 助教 (90871559)
池内 里美  金沢大学, 保健学系, 助教 (30727475)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード地域診断 / 支援プログラム / 保健師 / 初任者
研究実績の概要

今年度は地域診断支援プログラム案の構築のために看護協会の県支部に所属する保健師を対象に「保健師実践能力向上研修~保健師業務に今すぐ活用できるICTシリーズ~Ver3」を開催した。現場保健師研修及び意見交換を通して地域診断ニーズの把握を行うと共に、調査に関する協力体制を確認した。
また学内では昨年度に引き続き医学類(120名)と保健師選択学生(50名)の地域診断合同演習(IPE)を実施した。その中で、プログラム案作成のための地域診断に活用できるICTツール(Estat、RESAS、地域包括見える化ツール等)の使用方法と活用法、ツール使用の課題点について整理した。
初任者保健師を対象とした実態調査に関しては、昨年度の地域診断の文献検討、初任者保健師に関する質問紙調査案の検討を踏まえ、倫理審査のための研究計画書を作成しており近日完成予定である。令和4年度に一般財団法人日本公衆衛生協会が地域保健総合推進事業として「地方自治体の保健師活動におけるICTの活動に関する調査事業」、「ICT活用による保健師活動評価手法開発事業」に関する報告書をまとめている。しかしながら、いずれも地域診断に関する具体的ICTツールやその活用方法について言及した調査は行っておらず、現場の初任者保健師がどのようなICTツールを活用しどのような地域診断を行っているかやその教育支援体制につては更なる調査が必要であり、本調査でその部分を明らかにできると考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染対策による本務多忙のため

今後の研究の推進方策

プログラム案の素案は完成したものの、COVID-19の感染拡大の影響により、研究の進行が遅れ初任者保健師を対象とした地域診断についての実態調査を実施することが出来なかった。
2023年度は、調査結果を踏まえたプログラム案を作成する予定である。

次年度使用額が生じた理由

実態調査が出来なかったため、次年度使用額が生じた。
今年度はその額を実態調査費用に充てる計画である。

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi