研究課題/領域番号 |
21K11125
|
研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
橋本 智江 金沢医科大学, 看護学部, 准教授 (30515317)
|
研究分担者 |
梅本 直子 福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 准教授 (10390311) [辞退]
川島 和代 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (40157855)
平松 知子 金沢医科大学, 看護学部, 教授 (70228815)
直井 千津子 金沢医科大学, 看護学部, 講師 (30824479)
岩本 陽子 金沢医科大学, 看護学部, 助教 (20838635)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 入浴ケア / 感染対策 / 援助者 / 労働負担 |
研究実績の概要 |
本研究は、高齢者施設において入浴ケアを実施している援助者の感染予防対策の現状を調査し、その状況下での身体への影響を明らかにすることにより、入浴ケア時の感染対策のあり方について検討することを目的としている。 令和5年5月から新型コロナウイルス感染症は感染症法上5類の位置づけとなった。前年度から、現状調査内容を感染拡大時期と5類となってからの違いを回答してもらうものに修正し、準備していた。しかし、5類へ移行となって試行錯誤をしている状況を回答してもらうことは難しいと思われ、調査時期を遅らせる必要があると考えた。また、コロナ禍の状況も様々であったことと、さらに5類への移行による変更も重なるため、いつ・どんな状況であったか変化を想起してもらうことは対象者への負担となることにより、再度調査内容の見直しが必要と考えた。 検討の結果、調査時期の現状のみを把握することとし、調査項目を再度修正した。再修正版質問紙による調査と現状における援助者の生理的反応測定の調査双方の倫理審査を受け調査開始の許可を得た。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけ変更の時期を待ったことにより、調査開始が遅れ、さらに調査内容の検討が必要となったため、研究の進捗は遅れている。しかし、修正版質問紙による調査の倫理審査は完了したため、調査を開始する。
|
今後の研究の推進方策 |
2種類の調査に関して倫理審査の承認が得られたので、データ収集を行い、結果をまとめていく。
|
次年度使用額が生じた理由 |
予定していた調査が実施できなかったため質問紙郵送料、研究対象者への謝礼品が未使用となった。倫理審査を受け実施準備が整ったので、次年度は調査を遂行し、質問紙郵送用、謝礼品費、学会旅費、学会参加費に使用する。
|