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2022 年度 実施状況報告書

大規模災害時の死体検案補助の人材育成と公衆衛生看護による遺族ケアの連携

研究課題

研究課題/領域番号 21K11144
研究機関札幌市立大学

研究代表者

田仲 里江  札幌市立大学, 看護学部, 助教 (40613683)

研究分担者 山田 典子  日本赤十字秋田看護大学, 看護学部看護学科, 教授 (10320863)
柳井 圭子  日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 教授 (60412764)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード災害 / 遺族支援 / フォレンジック看護 / 保健師 / 遺族ケア
研究実績の概要

本研究では、大規模災害時の死体検案に焦点を絞り、被災者の本人特定につながる遺品管理等の検案補助とDPAT(災害派遣精神医療チーム)、DMORT(災害死亡者家族支援チーム)など専門家の支援から漏れた遺族への切れ目のない看護ケアに係る保健師の新しい役割の創出を検討する。
2022年度は、研究倫理審査の承認を得て、DMORTメンバーへのインタビュー調査を実施した。現在、データ分析を進めている。
今後は、2022年に予定していた自治体職員へのインタビューを実施し、大規模災害時の保健師の役割について検討していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2020年度よりまん延した新型コロナウイルス感染症の影響で、対面でのインタビュー調査が難しかったため、オンラインでのインタビュー調査への変更などにより、計画より進行が遅れている。また研究者の所属大学でも新型コロナウイルス対応の授業への変更の準備などにより、研究遂行時間が減ったことも理由である。

今後の研究の推進方策

2022年度に実施できなかった自治体職員へのインタビュー調査に取り組む。

次年度使用額が生じた理由

2022年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、対面によるインタビュー調査の旅費や学会参加が叶わなかったため、旅費が執行できなかった。
また、研究資料収集やデータ整理等の作業補助者の雇用についても依頼ができなかったため、次年度以降に依頼する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] タブレットを用いた孤独死対応の記録用アプリケーションの開発2022

    • 著者名/発表者名
      山田典子・高山慎吾・松橋朋子・田仲里江
    • 学会等名
      日本フォレンジック看護学会

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公開日: 2023-12-25  

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