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2022 年度 実施状況報告書

地域の介護観・子育て観に即した地域共生社会実現をめざす地域看護活動モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21K11150
研究機関岐阜県立看護大学

研究代表者

米増 直美  岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授 (80326115)

研究分担者 宗宮 真理子 (百武真理子)  岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (50614301)
金子 美千代  宮崎県立看護大学, 看護学部, 助教 (60795946)
稻留 直子  鹿児島国際大学, その他部局等, パート職員 (60709541)
野中 弘美  鹿児島国際大学, その他部局等, 係長 (20910996)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31
キーワード自助力・互助力 / ソーシャルキャピタル / 地域共生社会 / 僻地保健活動 / 地域づくり / 介護観・障害者観 / 子育て観
研究実績の概要

本研究は、住民の介護観や子育観、自助力・互助力を生かした地域づくりのあり方を追究するために、住民同士のつながりが強い地域において、人々の介護観・障害者観・子育て観の現状,要支援者等を地域で支える住民の自助力・互助力の現状を把握するとともに、現在地域づくりに携わっている専門職等の実践状況および考えを把握し、地域の人々の自助力・互助力、ソーシャルキャピタルを高齢者や障害者支援、子育て支援に活かすための方法を検討することを目的としている。
今年度は、2つの調査を計画し、準備を進めた。調査1は、地域づくり活動に携わる職員等を対象とした地域づくり実践活動の現状把握のための半構造的面接調査、調査2は、地域住民を対象とした介護観・障害者観・子育て観、自助力・互助力の現状把握のための半構造的面接調査である。倫理審査を受審し、承認後、対象地域として2か所の自治体へ依頼・説明し、研究協力を得ることができた。しかし、感染症拡大のため面接調査は実施できていない。
面接調査の準備として、インタビュー内容を研究者間で検討し、インタビューガイドを作成した。2つの異なる地域で調査を行うが、統一したインタビューガイドでデータ収集を行う。インタビューガイド作成および分析方法の検討のため、研究者らがこれまでに行ってきた研究についても振り返り、成果をルーラルナーシング学会で報告した。人々の思いや考えを把握していくことの重要性を改めて感じ、いかにして思いや考えを捉えていくか、さらに、この思い・考えに即した地域共生社会づくりを地域の人々とともに行うかが課題であり、我々が取り組んでいる研究課題の重要性を、分担研究者と共に確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

地域づくりに関係している専門職等職員と、介護や子育てに関わっている地域住民の方々を対象に、インタビュー調査を実施することを計画し、研究審査の受審し、研究者間で話合いインタビューガイドも作成した。研究対象地域へ研究協力依頼も実施できたが、調査を予定していた時期に、感染症拡大のため調査の実施は延期することになり、調査ができていない。

今後の研究の推進方策

研究対象地域への依頼済みであるため、具体的な調査スケジュールを立て、実施していく。

次年度使用額が生じた理由

現地調査のための旅費を使用する予定であったが、感染症拡大のため現地調査は次年度へ延期となったため。調査対象地域が離島・僻地であるため旅費額が大きい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 中山間地域に暮らす住民の思いに即した地域包括ケアシステムの検討2022

    • 著者名/発表者名
      稻留直子、野中弘美、米増直美
    • 学会等名
      日本ルーラルナーシング学会第17回学術集会

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公開日: 2023-12-25  

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